アルトコインとは英語でalternative coin、つまりビットコインの代わりとなる仮想通貨と言う意味です。
ビットコインと比べると基本的に時価総額が低く、取引しているユーザーも少なく流動性が低いためボラティリティーが高い特徴を持っています。
様々な機能や特性を付帯されたアルトコインが生み出されていて、現在は2000種類以上存在すると言われています。
時価総額の低いアルトコインだからこそ、将来的に価格が暴騰する可能性を秘めており投資妙味があります。
今回は実際に筆者が将来性を期待するアルトコインを選定する際の手法をご紹介します。
まず筆者がアルトコインを投資対象として購入する際の選定基準を明確にしなければなりません。
- ある程度知名度がある
- 特徴や特性に将来性を感じる
- チャート上で割高になっていないか分析する
以上3つの手順を踏みます。
まず2000種以上存在するアルトコインを一つ一つ分析するのは不可能です。
ですので、ある程度地名度のある聞いたことのあるコインを選定します。
これは、詐欺まがいの怪しいアルトコインに手を出さないためです。
次に、その中から一つ一つの仮想通貨としての特性や特徴を見ていきます。
この作業はなかなか骨が折れるところですが、最も重要なスクリーニングですので時間をかけてしっかり分析します。
ここまで絞ったアルトコインでも、現状で割高では投資としては危険です。
そこで筆者はチャートを利用します。
MACDやRSI、ストキャスティクスを利用し現在の価格が割高か割安か判断します。
ここで割安だと判断できた数種のアルトコインを購入するようにしています。
では具体的にいくつか銘柄をご紹介していきます。
ENJ
ENJはエンジンプラットフォーム上で利用できるアルトコインとして知名度があります。
このプラットフォーム上でオンラインゲームが利用可能で、すでに2000万ユーザー以上が利用しています。
プラットフォーム上でのブロックチェーンを利用したNFT関連銘柄であり将来性は高いと考えています。
チャート上では、発行直後18ドル台まで一気に下落していますが、その後20ドル台まで価格を戻し、現在は25ドル台でもみあっています。
ストキャスティクスを見ても割高とはいえず、おすすめの銘柄となります。
BAT
BATはbraveと言われるwebブラウザ上で利用可能なアルトコインです。
このbraveと言うブラウザの最大の特徴はプライバシー保護と広告の排除です。
特に広告排除によりユーザーは使いやすく、インターネットの処理速度も速くなっている仕様です。今後さらに普及すれば将来性も期待できます。
チャート上では、2021年に発行されてから2021年11月と12月に2回急騰しています。
現在は価格がある程度落ち着き、サポートラインで反発しているところです。
ストキャスティクスでも割高ではなく購入時期としては悪くないと考えています。
XTZ
XTZはETHのようなプラットフォーム上で利用可能なアルトコインです。
XTZの特徴は、システム修正やアップデート時にハードフォークが必要ない点であり通貨としての安定性があります。
またマイニング方法は、既存の仮想通貨では珍しいPoSと言う手法を取っています。
これらの特徴はあまり他の仮想通貨にはない特徴であり、今後NFT分野への参入も示唆されているため将来性にも期待が持てます。
チャート上でも発行以来順調に値上がっていますが、2021年12月現在価格は非常に割安になっています。
MACDがまだデットクロスしている状況ですので今後さらに下落する可能性があるため、これから購入する人はもう少し価格が戻るのを確認してから購入を検討すべきです。
もし価格が戻ればかなり割安で購入できる可能性を秘めています。
あとがき 売買のタイミングに注意
今回ご紹介した銘柄は筆者が本気で将来性を感じている銘柄ではありますが、決して必ず利益が出ると言うわけではありません。
購入の売却のタイミングや時期によっては損失を出す可能性ももちろんあります。
投資はあくまで自己責任であることはご了承ください。