SHIBトークンを運営するShiba Inuプロジェクトが分散型自律組織(DAO)のベータ版を開始したと、公式ブログで発表しました。
公式ブログ:https://blog.shibaswap.com/doggy-dao-is-here-woof-3/
ブロックチェーン上のプロジェクトは、プロジェクト自体をも分散化した組織で運営することを目指しています。
立ちあげこそ中央集権的な組織でスタートしますが、プロジェクトが進行するにつれ、運営をそのコミュニティに移管していきます。
今回はこのニュースに注目しつつ、元はミームコインと言われていたShib Inuプロジェクトの将来性について考えて見たいと思います。
SHIBA INUがDAOのベータ版をリリース
SHIBA INUがリリースしたDAOはDOGGY DAOと言い、ShibaSwapプラットフォーム上の運営を完全に分散化することが目的です。
具体的には、プロジェクトの方向性や取扱いトークンペアを決定する権限をユーザーに与えます。
ガバナンストークンには$BONEが採用されています。
プロジェクトのメイントークンである$SHIBをShibaSwapに預けることでBONEを報酬として獲得できます。
つまり$SHIBを保有している人がプロジェクトの運営に携われることになります。
現段階ではDAO1としていて、試験的な運用ですが、コミュニティのフィードバックを得つつDAO2に移行していく予定と公表されています。
SHIBトークンとは
SHIBA INUプロジェクトは、イーサリアムのネットワーク上で稼働するERC-20規格で構築されていて、2021年の春に人気を博したミーム銘柄の一つです。
ドージコインの注目から派生して「ドージコイン・キラー」と言われる多数のミーム犬銘柄が登場しましたが、SHIBトークンもその1つです。
アルトシーズンがピークを迎えた21年5月上旬に時価総額を伸ばしました。
その後、他のトークン価格が下落する中でも、SHIBトークンは価値を伸ばし、2022年年初は時価総額で14位をキープ、Twitterは240万フォロワーを超えるような根強い人気があります。
その背景には、SHIBA INUプロジェクトが、市場の需要に応じてトークンのエコシステムを拡大してきた実績があります。
具体的には、バイナンスやコインベースなど大手取引所へ上場、独自のNFT(非代替性資産)運営、Shibaswapという分散型取引所がローンチが上げられます。
参照:https://coinpost.jp/?p=282541
SHIBトークン|今後の注目ポイント
最後に、SHIBA INUプロジェクトの将来性について考察します。
結論としてはSHIBトークンの評価は上がるのではないかと思っています。
理由は、プロジェクト自体が仮想通貨マーケットに沿って拡大しているからです。
SHIBトークンはミームコインと言われ、元々は冗談半分で発行された銘柄の1つでした。
プロジェクトの実態がないため、その価値は、面白半分でトークンを手にとる投資家の買いが加速した結果にすぎないと考えられていました。
しかし、2021年中にミームコインの位置づけは変化しました。
現在は他の銘柄に負けず劣らずの機能を搭載したプロジェクトに成長していることから、SHIBトークンとそのコミュニティへの注目が集まっています。
SHIBA INUプロジェクトの今後の開発については、ブログで新しい情報が提供されています。
・ShibaSwap V2 Portalのリリース
・Shiba Inu ゲーム – 2種類を予定
・2022年2月22日にAMAを開催予定
すでにローンチ済みのNFTマーケットプレイスの展開と、今後のGameFi領域でのサービス提供へ期待したいところです。
次回のAMAで新情報が飛び出すかもしれませんね。注目です。
WhitePaper:https://github.com/shytoshikusama/woofwoofpaper/raw/main/SHIBA_INU_WOOF_WOOF.pdf
ブログ:https://blog.shibaswap.com/the-end-of-2021-beyond/
(執筆:つぼい)