仮想通貨への投資を続けていると「もっと多くの銘柄へ投資してみたい!」「取引手数料を抑えたい…」と考える方も出てくるのではないでしょうか。
そんな時は、海外の仮想通貨取引所を利用することが選択肢の一つになります。
今回の記事では、海外仮想通貨取引所を使う上でのメリットとデメリットを解説した後に、おすすめの取引所の紹介をさせていただきます。
目次
海外仮想通貨取引所を使うメリット
海外の仮想通貨取引所を利用する最大のメリットは以下の3つになります。
- スプレッドが狭い
- 取り扱い銘柄数が圧倒的に豊富
- かけられるレバレッジが高い
スプレッドは、仮想通貨取引の際に、売値と買値の差として取られるため、実質的には取引手数料のことです。
スプレッドの大きさは流通量の多さによる要因があるため海外の大きな市場を占拠している大手仮想通貨取引所はスプレッドが狭いです。
また、取り扱い銘柄数は国内仮想通貨取引所の多くが数種類から10数種類であるのに対して、海外では300以上の銘柄数を誇る取引所も存在します。
さらに、レバレッジに関しては国内では2倍3倍程度が一般的ですが、海外では100倍以上のレバレッジをかけることができる取引所が多数あるのです。
レバレッジを活用してうまくいけば一瞬で「仮想通貨で億り人」達成ですね。
海外仮想通貨取引所を使うデメリット
一方で、海外の仮想通貨取引所にはデメリットというべきリスクも存在します。
- 言語の壁
- 入出金の対応の煩雑さ
- セキュリティの問題
- レバレッジの恐怖
海外の取引所を利用するということは当然対応する言語や通貨が日本とは異なります。
そのため、仮想通貨取引所の概要を理解している方でないとすぐに使いこなすことは難しいでしょう。
また、海外の仮想通貨取引所はセキュリティが問題視されています。近年、金融庁が消費者に対して勧告を行うなど注目が集められています。
さらに、高いレバレッジによる損失のリスクも大きくなります。一瞬で億り人を目指す方の中には一瞬で無一文になる方も現れてきています。
おすすめの海外仮想通貨取引所2選
Binance(バイナンス)
おすすめの海外仮想通貨取引所の1つ目はBinance(バイナンス)です。
バイナンスは、取引量が世界一でスプレッドがほとんどないという仮想通貨取引所です。
取引可能銘柄数も350種類を超えており、名実ともに仮想通貨取引所界の王者であると言えます。
しかし、2019年にハッキングを受けたことで国内でも金融庁が勧告を出すなどといった事件が起きました。
大手とはいえセキュリティの問題を抱えているということを加味して利用するかしないかを判断する必要がありそうです。
bybit(バイビット)
おすすめの海外仮想通貨取引所の2つ目はbybit(バイビット)です。
バイビットは、日本での取り扱いが非常に便利な取引所です。
スマホアプリを含むサイトのすべてに日本語が対応しており、お問合わせフォームも日本語でやり取りができます。
メリットとしては、サーバーが強く取引の遅延などがほとんどない点と取引手数料が抑えられる点です。
しかし、バイビットの取り扱い銘柄数は国内仮想通貨取引所とさほど変わらないかすこし少ないと感じる程度です。
そのため、少ない取引銘柄数でも主要通貨に反復継続して安い手数料で投資したい方は利用する価値が大きいでしょう。
まとめ:投資経験を積んでから海外仮想通貨取引所を使おう
仮想通貨は、ボラティリティが高いリスク資産であることを念頭に置いて投資をしましょう。
海外の仮想通貨取引所を利用すると、高いレバレッジをかけられるため人間はついつい欲が出てしまいます。
今回おすすめしたBinance(バイナンス)とbybit(バイビット)に関しても、多くのメリットがある一方でリスクを背負うことにもなります。
取引所を選ぶときは、あなた自身が情報を精査して自らの判断で決めることを心掛けましょう。