今、現実問題として地球破壊が進んでおり、その一つに地球温暖化により各国で災害に見舞われています。
国連と国連加盟国は地球を守る為に「SGEs 17項目」をつくり、これらに対応した地球に優しい暗号資産マイニングの取り組みを紹介したいと思います。
マイニングとは
暗号資産に必要なマイニング、日本では採掘とも言われています。
そもそもマイニングは取引データの承認に必要で、複雑で膨大な計算処理をコンピュータ演算作業をしているのです。
暗号資産はビットコインとアルトコインを合わせて世界で2,300種類以上あり、マイニングするには広大な土地と膨大な電力が必要なのです。
何故なら世界中分のマイニングするのですから巨大で膨大な数のコンピュータが必要で、今までは中国・モンゴルでマイニングをしてました。
しかし中国・モンゴルの電気は化石燃料つまり石炭火力発電なので、その世界中のマイニングの膨大な電力の為に途方もない煙と熱で大気汚染・地球温暖化・温室効果ガスに拍車をかけたのです。
地球環境問題として中国とモンゴルは今後一切マイニングをしない事になり、各国自国でマイニングor購入を迫られました。
ちなみに日本の電気は昔は原子力発電でしたが、東日本大震災後から原子力発電を止めて大半は化石燃料…石炭火力発電という環境破壊に戻ってしまいました。
しかし各国でマイニングの発電方法を地球環境保護と向き合う努力をはじめ広がりを見せています。
それではどのような方法を取ったのでしょうか解説をしましょう。
持続再生可能エネルギー
太陽光エネルギー発電
太陽光エネルギーに力を入れているのはアメリカであり、暗号資産のマイニングはEUの小国に匹敵する電力を消費します。
その為に批判も多かったのでカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)を掲げ、それがアメリカ各州に広がっています。
そして今、年間300MW(日本で4万戸以上の電気供給量)を持続的に再生可能エネルギー×太陽光発電×マイニング×AIのマイニング専用巨大発電施設を造り、自然環境と共存する未来を築く脱炭素と言えるでしょう。
水力発電
水力発電は主にダムの放流・川の水車・下水道の水圧で発電してます。
今アメリカの民間会社たちは電力会社に電気を売るより、工場などの上下水を利用した水力発電でマイニングをした方が、電力販売より利益率が3倍以上良かったのです。
結果的に民間企業も炭素を生まない地球に優しい水力発電でマイニングする安価で効率の良い脱CO2排出量低減に努めています。
風力発電
エストニア共和国(北ヨーロッパ)では国の特徴を活かしてマイニングをしています。
バルト海に面した島は年中、24時間吹きさらしの自然エネルギーの風を活かして風力発電をマイニングに使っています。
風力発電は自然のエネルギーを使うため安価で経済的合理的なので、将来的に風力発電競争が見込まれそうです。
地熱発電
中南米に位置するエルサルバドル共和国は、日本と同じく火山大国で温泉と似た原理でマイニングをしています。
100%再生可能エネルギーを目指しており、活火山の地下のマグマ熱の膨大な自然エネルギーを地熱発電として利用しています。
エルサルバドルの地熱発電量は数百MW以上の可能性があり、マイニングどころか国の発展にも貢献するとエルサルバドル大統領も期待しています。
アイスランドも地熱発電マイニングを実施している国なので安価で再生可能エネルギーを使っています。
終章
持続的再生可能エネルギーの各分野では、現在太陽光エネルギー発電が一歩リードしてます。
中国とモンゴルが引いた後、中央アジアのカザフスタン共和国がマイニング1位のアメリカの次にマイニング2位の地位を得ました。
ただカザフスタンは化石燃料の石炭火力発電国なので世界・地球環境問題的には頭が痛い問題です。