仮想通貨と言えばビットコインを最初に思い浮かべる方が多いかと思いますが、銘柄数は数千種類に上ります。
本記事では国内取引所で売買が可能である主要な銘柄の特徴を記載しております。
目次
仮想通貨の種類一覧
1. ビットコイン(BTC)
ビットコインは仮想通貨の中で最初に発表されたものです。
特徴としては管理者がおらず分散型システムによる決済が可能になったことが挙げられます。
正体不明の学者である「ナカモトサトシ」(日本の名前ですが、日本人であることも分かっていません)が発表した銘柄で、ビットコインが最もメジャーな仮想通貨であり時価総額は仮想通貨の中でも1番ですが。
また、2021年にはエルサルバドル共和国が法定通貨として認めています。
主な取扱い取引所 ・Coincheck
・bitFlyer
・GMOコイン
・DMM Bitcoin
・bitbank
時価総額ランキング(2022年1月時点) 1位
2. イーサリアム(ETH)
イーサリアムは2015年に誕生したヴィタリック・ブテリン氏により開発された通貨です。
ビットコインは決済に使用する通貨ですが、イーサリアムはブロックチェーンでアプリや契約を記録することができるため、より高度な取引等ができるようになり、仮想通貨の可能性を広げました。
主な取扱い取引所 ・Coincheck
・bitFlyer
・GMOコイン
・DMM Bitcoin
・bitbank
時価総額ランキング(2022年1月時点) 2位
3. リップル(XRP)
国際送金を手早くするために誕生した仮想通貨です。
銀行の窓口で海外送金をした際、煩雑な手続きに加え、長時間掛かる経験された方もいらっしゃるかもしれません。
銀行送金は1回の送金につき何千円の手数料が取られるため不便に感じられるでしょう。
リップルは国際間でも数秒での送金を可能にし、手数料はかなり抑えられ、圧倒的な利便性を誇ります。
主な取扱い取引所 ・Coincheck
・bitFlyer
・GMOコイン
・DMM Bitcoin
・bitbank
時価総額ランキング(2022年1月時点) 6位
4. ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインから派生してできた通貨になります。
基本的な仕様は同一であるものの、高速送金と手数料の安さが魅力であり、ビットコインの弱点を克服した通貨となっています。
主な取扱い取引所 ・Coincheck
・bitFlyer
・GMOコイン
・DMM Bitcoin
・bitbank
時価総額ランキング(2022年1月時点) 19位
5. ネム(NEM)
ネムはプラットフォームの名前であり、通貨名はゼム(XEM)です。
2021年にネムがアップデートされ、プラットフォーム名がシンボル(symbol)に、通貨名がジム(XYM)となりました。
ネムは発表時にゼムが配布されてから新たなコインを発行していません。
仮想通貨はマイニングによりコインの流通量が増加しますが、ネムは供給量が増加することはありません。
主な取扱い取引所 ・Coincheck
・bitFlyer
・GMOコイン
・DMM Bitcoin
時価総額ランキング(2022年1月時点) 53位
6. アイオーエスティー(IOST)
シンガポールのIOST財団により、2018年に発表された通貨で、第3世代のブロックチェーンとも言われています。
第1世代がビットコイン、第2世代がイーサリアムとなり、IOSTはそれらの様々な課題を解決した新たな通貨となります。
また、イーサリアムの処理速度が1秒あたり15件であるのに対して、IOSTは8,000件と非常に早くなっています。
主な取扱い取引所 ・Coincheck
時価総額ランキング(2022年1月時点) 67位
まとめ
およそ3,000種類以上もある仮想通貨ですが、本記事では有名な銘柄を紹介させて頂きました。
それぞれが特徴を持っているため、どの銘柄が投資対象として良いのか悩ましいですが、本記事があなたの銘柄選定の一助となれば幸いです。