こんにちは!マーケットの記事を読んでいると、後付けで理由を書いていると感じませんか?
当方も昔、証券会社で記事作成を書いていた時期がありましたが、下がったら、『下がったと納得できそうなニュース』を探して、上がったら、『不透明感が無くなり、あく抜けした』と書いていました。
今週の後付け理由の流行りはウクライナ情勢でしょうねぇ
さて、今週のビットコインについて分析していきましょう。
(※この記事は、2022/2/15 12時までの情報で、ビットコイン価格が502万円くらいのときに書いています。)
600万円目指すと思ったけど、ウクライナ情勢が影響?! 2/7-2/15の天井&底値を分析
前回は確か、502万円くらいのときに『来週には600万円行くぜ!ウェイウェイ。でもレンジ相場に注意』って書いていたのですが、見事に正解で、レンジ相場の動きとなりました。予想的中です。
参考:【短期向けデータ満載】ビットコイン500万円突破!来週までイケイケドンドンか?!証アナのBTC週間データ分析
『えぇぇ?!600万円は?!』って声が聞こえそうですが、冒頭の通り、理由なんて後付けですよ。
あと、予め上がることと、下がることを並列して長期目線で書き、逃げ道を作るのが相場予想記事のコツです!
それはさておき、プログラムから算出した、天井と安値ですが、2/3から174時間かけてジリジリ上昇していた動きによる天井は、531万円で一度付き、そのあと81時間かけて9.51%下落しましたが、500万円突破の動きで、プログラム上の売りトレンドが消えたので、2/15 11時現在、504万円が天井(仮)の状態で、反発を試す展開になっています。
今年に入ってからの動きから、ざっくりトレースすると、510万円、525万円、563万円、610万円位が目標としている天井かもしれません。
まだ600万円回復は消えたわけではありませんよ!
ただ、480万円を下回ったら、再び下値を探しに行きますのであきらめましょう。
変動の動きは平均より高い!活発な動きが続く!
週足ベースでは、530万円まで行ったのに、騰落率は2.0%と小幅上昇にとどまっています。
下に売られる動きが強かったため、変動レベルは5と平均よりやや高い水準を維持しています。
売り物が降ってきて、上下への値幅が拡大したことから変動レベルが上昇しましたが、急ピッチの調整ととらえることもできるため、過度な不安を抱えるような動きではありません。
ウクライナ情勢は注意も、心配しすぎもダメダメ
ウクライナ情勢は早ければ、この記事が更新される頃にも、ロシアの初動が起こるかもしれません。
最後にウクライナ情勢にふれましょう。
ウクライナ情勢とビットコインの関係は、
株式市場が下がりリスクオフ・・・・マイナス要因a
デジタルゴールドとして資金流入・・・プラス要因b
資産価格上昇、インフレヘッジでビットコイン上昇・・・プラス要因c
インフレ発生で、米国の利上げペースアップ・・・マイナス要因d
・・・etcと整理できます。
プラスとマイナスで、 a+b+c+d>0ならビットコインにプラスで、a+b+c+d<0ならビットコインにマイナスですが、まぁどっちが強いかなんてわからないので、『心配せずに、価格だけ見てればOK』ってことですね。
予想外に反転してきていますので、ビットコインのニュースでアナリストが後付けの理由を考えているころでしょう。
長くなってきたので、今週はこの辺で。次の相場でお会いしましょう。
まとめ
ビットコインの2/7-2/15ごろまでの動きは、530万円まで上昇した後、480万円まで下落し底値を付けた形になっています。
480万円からの切り返しの真っ最中で、次の動きが短命になるか、大きな動きを出すかaに注目です。
ウクライナ情勢は両局面に捉える事ができるため、過度な心配はしない方がいいでしょう。