あなたは将来に備えて銀行口座に貯金をしていますか？
日本では超低金利を時代が続いているため、銀行にお金を預けておくのではなく、投資をして将来に備えておこうと考える人が増えてきました。
私は、高騰と暴落が度々ニュースになる仮想通貨への投資については、余剰資金で分散投資をすることを推奨しています。
この記事では、
・仮想通貨への投資は危険？
・仮想通貨は分散投資を必要？
・どのように分散投資を行ったらいいの？
という疑問をお持ちの投資初心者の方に向けての解決策の提案となっております。
仮想通貨に分散投資する理由とは？
分散投資とは、投資や資産運用をする際に、1つの投資対象に全投資資金を投入するのではなく、複数の投資先に投資をすることによってリスクを軽減させるための方法です。
また、ここでいうリスクとは、将来の値動きがわからない「不確実性」のことを言い、暴落などを予感させる「危険」という意味ではありません。
仮想通貨において、この分散投資が有効であると考えられている理由を5つ紹介します。
- 変動率が大きい
仮想通貨は、投資対象として誕生してからの歴史がまだ浅く、資金の流入も株式市場と比べると少ないです。そのため、株や債券、不動産といった投資対象によりも価格の上下が大きく短期間なのが特徴です。
- 銘柄ごとに変動幅が違う
当たり前のことですが、ビットコインとイーサリアム、リップルといった銘柄ごとに価格と値動きが異なります。ビットコインは上がっているけど他のコインは下がっているといった時ももちろんあります。複数銘柄を保有しておくことで値動きが緩やかになる確率が上がり、投資へのストレスも緩和できます。
- 新興銘柄の恩恵を受けやすい
仮想通貨登場時から投資を初めている人の中には、ビットコインのように数万円が1億円になったという人もいました。仮想通貨の歴史はまだ浅く、今後も新規取引開始銘柄や第2・第3のビットコインとなる仮想通貨は現れるでしょう。しかし、現時点でどの通貨が急成長を遂げるのかは不確実です。その時に、複数銘柄を保有しておくことは武器になりえます。
- 銘柄ごとに需要が異なる
投資初心者の方は意外と知られていないかもしれませんが、ビットコインは基軸通貨・決済通貨として使われていますし、イーサリアムはメタバース(仮想空間)での取引の際の決済通貨として世の中で使われています。通貨という性質は変わりませんが、状況によって使用される仮想通貨は異なり、これによる需要の変化は銘柄ごとの価格や変動率に大きく影響しています。
- 投資経験が積める
分散投資は、仮想通貨のみならず、株式や債券、不動産といった別の投資対象においても基礎的な考え方となります。銘柄を選定する力、複数銘柄を管理する力を養えることができます。
仮想通貨に分散投資をする方法
分散投資をする意味は何となく分かったけどどのように分散すればいいの？
この答えは、
・複数銘柄を持つことによる分散をする
・購入のタイミングを時間ごとに分散する
を組み合わせることです。
変動率がそれぞれ異なる銘柄を複数保有しておくことによる分散、購入タイミングを時間ごとにわけて、値動きの大きさをなるべく標準化していくための分散の2つを組み合わせることで効果的な分散投資が可能になります。
まとめ
『仮想通貨に分散投資が有効な5つの理由』と題して仮想通貨の特徴と分散投資の意味について解説させていただきました。
銘柄ごとの需要の違いにより値動きや変動率が異なるという特徴を認識したうえで、複数銘柄保有による分散と購入タイミングの分散を組み合わせて仮想通貨は投資をしてみてください。
この記事を読んでくださった皆さんの健やかな資産運用を祈っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。（らくらく3）
