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コインチェックで仮想通貨を取引するメリット・デメリット 国内3取引所を利用している筆者が解説

「ビットコインと言えばコインチェック」。

松田翔太さんがCMを務めている大手仮想通貨取引所です。

誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。

さて、みなさんは仮想通貨取引所をどのように選んでいますか?

今回の記事では、実際に3つの国内仮想通貨取引所を利用し、それらを含めた8つの国内仮想通貨取引所の比較記事を執筆した経験のある私が、コインチェックのメリットといえる特徴2つと多くの人が陥るデメリットについて解説していきたいと思います。

コインチェックのメリット2つ

コインチェックを利用するメリットは、簡単な取引方法で初心者でも利用しやすいところ豊富な取引可能銘柄を持っているところです。

コインチェックでは、「日本で一番簡単にビットコインを買える取引所」というキャッチフレーズを掲げています。

テレビCMやYouTube広告などの様々なメディア媒体で幅広い年齢層の顧客をターゲットに宣伝活動を続けており、「日本で一番簡単に」仮想通貨取引をするために取引所利用者を集めています。

そのため、仮想通貨に関する知識がない初心者でも簡単に取引ができるような市場を作ることが急務でした。

結果として、簡単にスマホのボタン一つで取引ができたり、分かりやすい折れ線チャートをベーシックデザインに採用したりといった利便性を追求していったのです。

また、コインチェックの取引可能銘柄数は、17種類です。

コインチェックの思わぬデメリット

画像元:https://coincheck.com/ja/

コインチェックを利用しようとしている方も、現在利用中の方も「取引所の購入手数料が無料」ということを耳にしたことがありませんでしょうか。

ここで、コインチェックの思わぬ落とし穴は、取引所での売買がスマホアプリでは使えない点です。

コインチェックには、ユーザー同士で売買ができる取引所と、コインチェックとユーザー間で取引をする販売所があります。

販売所では、スプレッドと呼ばれる目に見えない手数料が多く取られています。

結果として、高値で買い安値で売るという仕組みが構築されてしまっているのです。

一方、取引所は購入手数料が無料でスプレッドも販売所に比べてかなり抑えられます。

これを聞くと、取引所で売買したいですよね?

取引所で売買をする場合は、PC版コインチェックでログインして取引を行う必要があります。

しかし、多くのコインチェックユーザーはスマホアプリから販売所で取引をしてスプレッドを取られていることを知らないままでいるのです。

仮想通貨取引所の情報収集をして自分の身を守る

コインチェックは、簡単な取引フローを持つことや取引可能銘柄も多いというメリットも多く存在します。

しかし、取引所と販売所のスプレッドの違いをユーザーに理解させる仕組みを作っていません。

だからと言って「スマホアプリ上では取引できないなんて聞いていない!」「表示されていないなんて悪質だ!」ということはできません。

自分の身を守ってくれるのは常に自分であり、防具となるのは自分で仕入れた知識です。

情報感度をあげて資産形成をしていきましょう。あなたの成功を祈っています。

参考:仮想通貨の取引口座、1つだけはリスクがあり。それぞれ得意不得意があるのでいくつか開設しておきましょう。「コインチェック」「ビットバンク」「フォビジャパン」がお勧め。


らくらく3

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現役の地方国立大学学生。体育会系の部活動に所属し、怪我により両足首の切断手術を推奨されるもリハビリで回復。怪我をしている最中に米国株ETFに投資を始め、資産運用の爆発力と必要性を知る。その後、米国債券、仮想通貨、日本個別株へと投資対象を広げ、アルバイト代だけで総資産300万円。好きな言葉は「挑戦と結果」「今日が人生で一番若い日」。

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