先日(12/12)の記事ではビットコインが大暴落について紹介いたしました。
オミクロン感染拡大などで非常に弱気な株式市場と連動していたビットコイン相場は反発し、5万ドル台まで回復しました。
本記事ではビットコインの上昇発生点および、国内仮想通貨市場の追い風ともなり得るCMについて解説いたします。
今回のビットコイン上昇発生点
オミクロン変異株に対する警戒感により、ビットコインは12月上旬から中旬にかけて長らく停滞しておりました。
しかし23日以降に急上昇を見せます。
オミクロン株の重症リスクが低いことに関するニュースなども要因とは思いますが、個人的に発生点と感じているのが、シンシア・ルミス米共和党議員の報道です。
参考:https://coinpost.jp/?p=304388
仮想通貨の税制および規制に関する包括的法案を22年に提出予定だそうです。
シンシア氏は仮想通貨の強い支持派として知られており、ビットコイン保有者としてもアメリカで有名です。
報道を受けて、相場は2週間ぶりに580万円台後半まで回復しました。
12月は何度かビットコインは上昇トレンドを見せるもすぐ下がってしまいましたが、今回は個人的に安心しても良いかなと思っています。
GAFA(今回はFacebook)の動きも紹介
仮想通貨市場の今後を見るうえでGAFAの動きを注視することも大切です。
Facebookの親会社であるMetaが、ブロックチェーンテクノロジーとの「深い互換性」を今後さらに目指していくつもりだ。とニューヨークタイムズが報じました。
Metaの最高技術者アンドリュー・ボスワース氏は、SNSのさらなる発展に向けてさまざまなブロックチェーン技術を採用して連携する意向を示しました。
そしてニューヨークタイムズが入手した従業員へのメモの中で、ブロックチェーン技術は「今後10年間で業界に深刻な影響を与える可能性がある」とも述べています。
参考:https://coinpost.jp/?p=304377
またインスタグラムは、プラットフォーム内でNFTの対応を検討しているようです。
CEOであるAdam Mooseri氏が、「NFTを積極利用するための研究を進めていること」や「NFTはクリエイター支援になり得る分野」だと発言したそうです。
このようにGAFAが積極的に仮想通貨市場に参加することは、長期的に追い風となるでしょう。
ダウンタウン松本人志がbitFlyerのCMに出演
画像元:https://bitflyer.com/ja-jp/
ミーハーな日本には意外と重要なニュースでしょう。
bitFlyerが12 月 23 日より新たなCMを全国にて放映しました。広告キャラクター には、お笑い界のレジェンド「ダウンタウンの松本人志さん」が起用されました。
参考:https://bitflyer.com/pub/20211222-hitoshi-matsumoto-becomes-new-face-of-bitflyer.pdf
新テレビ CM 放映記念として口座開設でもれなく 2,500 円相当のビットコインがプレゼントされるそうです。
松本人志さんは知名度が非常に高いですから、仮想通貨市場の盛上がりの後押しになると思います。
一方でネット界隈には、「出川組」や「ローラ組」などという揶揄表現があります。
仮想通貨バブルだった2018年の年始に参入して、その後大暴落を経験してしまった人を指します。
バブル当時は仮想通貨取引所のCMも増え、その当時のCMキャラクターが出川さんやローラさんでした。
当時ネットでは、「出川組」や「ローラ組」に向けた悪口や馬鹿にしたような誹謗中傷が多く見られました。
今回も、「松本組」のような言葉が生まれないことを祈っています。
CMは幅広い方々の認知や興味を広げるには寄与しますが、どう実行するかは自己責任ですからね。
きちんとリサーチをして、自分自身が納得したうえで仮想通貨投資を続けていかないとな。
とあらためて自戒の念も込めて感じました。
今回のビットコイン上昇に関する気付き
ビットコインの急上昇に関して楽観的なムードも一部ありますが、まだまだ油断を許さない状況です。
オミクロン報道との相関性も高く感じ、株式相場との連動が日に日に強まっているように感じます。
2022年はアメリカのビットコイン現物ETF承認などに伴い、さらに機関投資家などの動きとの連動が強くなると思います。
こちらのサイトでは、仮想通貨市場の値動きに対する見解を紹介していきますので、引き続きご覧いただければと思います。
2022年以降もよろしくお願いいたします。