NEARプロトコルは、12月下旬から年始にかけて約200%上昇しました。
「NEARプロトコルがすごい上昇したけど、一体どんな仮想通貨なのか? 今後の将来性があるのか誰か教えてほしい。」
このように思う方も、多いでしょう。
そこで今回は、
- NEARプロトコルの特徴
- NEARプロトコルが上昇した理由
- 今後のNEARプロトコルの将来性
この3点を解説していきます。
1〜2分でサクッと読める内容です。NEARプロトコルを理解し、ご自身の投資判断に活用してください。
NEARプロトコルとは?
NEARプロトコルは、イーサリアムと同じレイヤー1のプラットフォーム型のブロックチェーンです。
NEARプロトコルを基盤にDapps(アプリ)が開発されています。
暗号投資会社の最大手「アンドリーセン・ホロウィッツ(a16Z)」もNEARプロトコルに投資をしました。
NEARプロトコルの3つの特徴
NEARプロトコルの特徴は、以下3点です。
- シャーディングを実装
- 独自のブリッジ機能
- 環境に配慮された設計
シャーディングは、トランザクション(取引)を分割する機能です。
1つのノード(PC)の負荷が減り、トランザクションが効率良く行えます。
また、独自のブリッジ機能「レインボー」によって、イーサリアムとNEARの資金移動を簡単にしました。
レインボーは、イーサリアムに接続されているため、イーサリアム上のトークンをNEAR上でも使うことができます。
NEARプロトコルは上記のような高性能を持ちながらも、環境にも配慮されています。
NEARプロトコルが生産する二酸化炭素の量は、他のブロックチェーンの1300分の1です。
NEARプロトコル上昇の要因
直近のNEARプロトコル上昇の要因は、3点あります。
- Moonpayへの上場
- Terraとの提携
- アバランチとソラナからの流入
最も大きな要因は、3つめのアバランチ・ソラナからのユーザーの流入だと考察しました。
アバランチとソラナの特徴は、「取引が高速で安い」点です。
しかし、ユーザーが増えたことでバグがたびたび発生しており、「取引できないことがある」など課題もあります。
バグに嫌気が差したユーザーは、より高速で安いチェーンを求めて、NEARの需要が増えた可能性が高いです。
NEARプロトコルの将来性
NEARプロトコルは、将来有望な仮想通貨です。
開発資金も豊富にあり、ディベロッパー(開発者)への報酬を多く渡すキャンペーンを行っているため、今後も開発が順調に進んでいくでしょう。
今年は、NEARプロトコルの動きに注目です。