市場の注目を集めているビットコイン価格の下落ですが、あなたはどうみていますか?
先週末には強力なサポートラインとされていた$43,000-40,000を割り込み、一気に$38,000台まで価格を下げています。
この記事では、ビットコインが$40,000のサポートラインを割り込んだ原因に触れつつ、これからの価格変動について推測してみます。
ビットコインが強力サポートラインを割り込んだ理由
ビットコインの大幅な下落の原因は、オプション期限れと言われています。
1月21日金曜に、6億ドル近くの買いポジションが次々と決済されたことが、ボラティリティに大きく影響を与えたと見られます。
参考記事:Crypto liquidations pass $700M as altcoins take a hit from Bitcoin sinking below $40K
犠牲者の大半はロングポジションであり、40,000ドル付近が強固なサポートラインとしてかなりの信頼を集めていたと言えます。
ビットコインとアルトコインを合わせると、24時間のポジション解消額は7億2500万ドルに以上、その内BTCのポジションは2億9200万ドルを占めていて、結果として、1月14日のビットコインチャートに大きな陰線をつけています。
ビットコインはどこを目指す?
信頼度の高いとされていた$40,000のサポートラインを割り込んだため、ビットコイン価格は今後も下落が続くのではないかと予想されています。
2021年5月のバブル相場崩壊後に機能した$30,000付近のサポートラインが存在しています。
このサポートラインにはピンクで示すように、日足チャートの価格が何度もタッチしているため、強いサポートラインと考えられます。
大きな買い場が来るのでは?|楽観論
多くのビットコインを保有していることで有名なマイクロストラテジー社は、今回の下落にも強気の姿勢を崩していません。
関連記事:マイクロストラテジー社CEO、ビットコイン下落も強気姿勢を継続
同社のビットコイン平均取得価格が30,159ドル(約340万円)である事と、次のサポートラインはほぼ一致しています。
また、金融大手のゴールドマン・サックス社からは、ビットコイン価格が10万ドルを超えるという予測もあります。
関連記事:ビットコインの価格が1500万円を超える⁉ ゴールドマン・サックスが予測と根拠、懸念するポイント3つを発表
有名な投資格言にあるように、落ちているナイフをつかむことはとても危険です。
とはいえ、2021年12月から続くビットコイン価格の下落が収束を見せた時には、大きな買い場が来るのではないでしょうか。
注目ですね!