元々は海外取引所のみでステーキングによる運用が可能でしたが、最近では国内においてもステーキングを取扱う取引所が増えてきているため、名前だけでもご存じの方も多いのではないでしょうか。
本記事ではステーキングを分かりやすく説明していきます。
ステーキングとは
ステーキングとは仮想通貨で行う運用手法の一つです。
対象の通貨をウォレットに保有し、ブロックチェーンの維持に貢献することにより、その対価として報酬が支払われる仕組みです。
通貨によっては年率100%を超すものもあり、保有しているだけで対価が支払われることから効率よく資産を増やすことが可能です。
次にどこでステーキングを活用できるかを見ていきます。
ステーキングを取り扱う国内取引所
ステーキングを行うことができる国内取引所は限られていますが、下記の通りです。
coincheck
マネックスグループの完全子会社が運営する取引所であり、取扱い通貨数が豊富で人気を誇ります。
ステーキングにおいては、リスク(LSK)の取り扱いがあり、世界で最初にLSKのステーキングを取り扱った取引所がcoincheckになります。
ステーキング対象通貨 | LSK |
最低保有量 | 10LSK以上/日 |
報酬受取日 | 毎週水曜日 |
URL | https://coincheck.com/ja/ |
bitFlyer
ビットコインの取引量が国内最大であることが有名な取引所です。
こちらもcoincheckと同様にLSKのステーキングが可能です。
どちらも少額からのステーキングが可能であるため、気軽にトライすることができます。
ステーキング対象通貨 | LSK |
最低保有量 | 10LSK以上/日 |
報酬受取日 | 毎週水曜日 |
URL | https://bitflyer.com/ja-jp/ |
GMOコイン
GMOインターネットグループの法人が運営する取引所で、上記2つの取引所とは毛色が異なります。
GMOコインにおいてはテゾス(XTZ)のステーキングが可能です。
ステーキング対象通貨 | XTZ |
最低保有量 | 1XTZ以上/日 |
報酬受取日 | 翌月10日 |
URL | https://coin.z.com/jp/ |
留意点
ステーキングでも税金が発生する点は留意が必要です。
発生のタイミングは、
①対価を受け取ったとき
②ステーキングで受け取った通貨を売却した際
の差益となります。
各種税金の申請が必要なため確認が必要であり、自身で管理が困難な場合は仮想通貨の税制に詳しい税理士事務所等に相談すると良いでしょう。
まとめ
ステーキングは保有するだけで対価が受け取れるため国内外ともに人気の運用手法です。
国内でも取扱いを始める取引所が増えてきており、今後さらに増加するかもしれません。
税金等の留意点はあるものの、今後仮想通貨はより浸透する可能性が高いため、今のうちに経験を積むと良いかもしれません。