暗号資産には無償で通貨をもらえる、エアドロップというキャンペーンのようなものがあります。
いったいどのような仕組みなのか、その参加方法などについて紹介します。
目次
エアドロップとは

直訳すると、「空中投下」や「空から降ってくる」という意味になりますが、プロジェクトがキャンペーンとしてユーザーに独自通貨を無償で配布することを言います。
いくつかのパターンがありますが、大きく分けて以下の二通りになります。
・新規プロジェクト
・既存プロジェクトのバージョンアップ
それぞれの特徴を紹介します。
新規プロジェクト
Defiのマーケットプレイス、特にDEXの新規プロジェクトや、最近ではGameFiのエアドロップが特に多いです。
その参加方法はプロジェクトにより違いはありますが、設定したタスクを期日内まで全て満たすことが条件になります。
その上で、全参加者の中から抽選で選ばれたユーザーにプロジェクトの独自通貨がウォレットに配布されます。
既存プロジェクト
既存プロジェクトがバージョンアップなどする場合に、キャンペーンとしてエアドロップする場合があります。
この場合は新規プロジェクトのようなタスク方法ではなく、該当通貨を既に持っているユーザーが対象になる場合がほとんどです。
基本的には全ユーザーが対象になることが多いですが、条件を絞って配布する場合もあります。
その他の例
他には、先日イーサリアムのガス代を還元するようなエアドロップが行われました。
また、日本ではBitfryerが創業8周年記念のキャンペーンでエアドロップの開催を発表しました(1月18日で終了)
このように、各プロジェクトや取引所などで様々なエアドロップが開催されています。
報酬該当者は抽選で決まる。

エアドロップは世界中の参加者の中から、当選したユーザーのみに報酬が配布されます。
参加しても、必ずもらえるものではありませんのでご注意ください。
報酬として受け取った暗号資産は上場したばかりのものもあれば、未上場のものもあります。
プロジェクトの注目度が上がれば、通貨の価値も上がります。
しかし、その後すぐに下落するなどのこともありますので、報酬を受け取った後は冷静にチャートを確認してください。
タスクの内容

プロジェクトで詳細はことなりますが、代表的なものを紹介します。
・プロジェクトのTwitter、FacebookなどのSNSをフォロー
・TelegramやDiscordなどのコミュニティへの参加
・自分のウォレットのアドレス
・プロジェクトのTweetをリツィート
などが主な条件になります。
他にも追加タスクなど様々ありますので、具体的には各プロジェクトのエアドロップ情報でご確認ください。
現在募集しているエアドロップ情報

エアドロップの情報は海外のサイトからの収集になります。
その中からほんの一部だけ、現在募集しているエアドロップの情報を紹介します。
CoinMaerketCap(https://coinmarketcap.com/ja/airdrop/)

Pandoエアドロップ画面

DappRadar(https://dappradar.com/hub/airdrops)

CowSwap(DeFi AirDrops(https://twitter.com/defi_airdrops?s=20)のTwitter)

上記に紹介したCoinMaerketCapやDappRadarは日本語で対応しており、とてもわかりやすいので、最初はこのあたりから始めると良いかと思います。
特にCoinMaerketCapはタスクもなく、ウォレットと接続したら、参加ボタンを押すだけなのでとても簡単です。
エアドロップは暗号資産ならではの仕組みでとても面白く、費用も発生せずノーリスクで参加することが出来ます。
興味を持った方は是非チャレンジしてみてください。