リップル(XRP)は米国のリップル社が管理しており、ブロックチェーンを使用しない仮想通貨コインで日本人に人気で日本の大半の金融機関もリップル社のXRP事業に加盟しています。
その理由は現在企業の国際送金は1週間弱かかり手数料も高いのですが、リップルは企業の国際送金の手数料の安さとスピードを重視して開発を続けています。
そんなXRPが「DeFi・NFT」を計画しているのですが、XRPは仮想通貨でも特殊なリップル社を中央集権としており、果たして実現可能なのでしょうか?
XRP DeFi
本来、DeFi はイーサリアムブロックチェーンを利用していますが、XRPはイーサリアムブロックチェーンを使用してDeFiにアクセスします。
本当に出来るのかと思うかも知れませんが、「wXRP(Wrapped XRP) 」ラップドトークンのWrapped社とRipple社が共同運営をするという事です。
これにより、借入融資・AMM(自動マーケットメーカー・DeFiアプリへのアクセスなど「wXRP vs DeFi 」の構図を描いています。
まだ初めての試みなので「可能性は未知数」です。
XRP NFT
Ripple社は「XRPL(XRPレジャー) 」でNFTのファンド「Ripple’s Creator Funt」を「2億5,000万ドル(約280億円) 」で立ち上げる計画をしています。
Ripple社のXRPL開発者達は既存のNFTに対抗するのではなく新しい可能性を探っています。
XRPLのレポート「Current Management Information Briefing」で「XRPレジャーブロックチェーン」などを試していますがNFT並みに成功するかは開発途中でも未知数としか言わざる得ません。
リップル社訴訟問題信用回復なるか?
DeFi・NFTの成功率が未知数なのには理由があります。
Ripple社は「SEC(米国証券取引委員会・連邦政府機関) 」で米国に訴えられています。
それはブロックチェーンを使わず、今もまだ国際送金システムが実現しない今、仮想通貨ではなく「株式投資」であると米国の主張に対してRipple社は反論しており、あとは裁判の行方を見守るだけです。
しかしリップルはランキングを3位から7位まで落として尚且つ信用も落とした部分があり、今でもXRPの迷走はどうなるか分からないのが現状になります。
また、国際送金のように不発に終わるかはXRP次第ではありますが、XRPのファンはDeFi・NFTに期待しているみたいです。
XRPが将来性がないと言われている理由は、米国証券法に違反して仮想通貨ではなく、有価証券だと裁判中である事と技術力の面もあります。
反対にRipple社は仮想通貨ICOガイダンスの法律は存在しない為、無効だと裁判で主張しています。
苦肉の策として「DeFi・NFT」が成功するかどうかで世界のトレーダーたちのXRPへの信用がかかっているのは間違いないでしょう。