仮想通貨への投資を2年近く続けていると、価格が2倍以上になるような大きな上昇局面と半分以下になる苦しい下落局面の両方を味わうことができました。
みなさんの中にも、明日の価格はわからないほどボラティリティ(変動率)の高い投資商品である仮想通貨に投資をすることは怖いと感じる人も少なくないのではないでしょうか。
今回の記事では、仮想通貨への投資によって資産が半値近く下落した経験とそこからどのようなマインドセットで投資を続けてきたのかについて解説していきたいと思います。
資産総額が半値近く下落したビットコイン投資
2021年4月、当時のビットコインの最高値である65,000ドル付近に到達し、世の中がビットコインの将来性に希望的観測を抱いていた頃、私自身も多くの自己資金を追加投入しました。
その多くがバイト代で稼いだ労働収入からの資金でした。

引用:トレーディングビュー「2020年~2022年1月15日におけるビットコインの価格推移」https://www.tradingview.com/chart/PBXyfGmX/
しかしその後、2021年4月から7月にかけてビットコインの価格は下落し、30,000ドル付近を到達しました。
一瞬にして評価額が投入資産の半値近くになったのです。
このような経験は、ボラティリティ(変動率)の高い商品への投資を行っていると珍しいものではありません。
私自身はこうした暴落を経験しながらも追加投資を繰り返しながら、現在も保有し続けています。
当初の投資方針を忠実に守る
ボラティリティ(変動率)が高い商品への投資を行うときに大切なのは、投資方針の見つめなおしを行うことです。
私自身の仮想通貨投資の目的は、長期間の保有によるキャピタルゲインを期待しているため、短期間の価格推移に一喜一憂せず定期的に買い増しを行っていきます。
しかし、特に暴落局面において当初の投資方針に忠実になることは難しいでしょう。
そんな時に、狼狽売りや投資方針に沿っていない損切りをしてしまわないように、自分自身が納得できるしっかりとした軸を作っておくことが重要です。
情報収集で頭を冷静にさせる
ボラティリティ(変動率)の高い商品、時期にこそ情報収集をやめないことが不安を払拭する方法になります。
情報収集によるメンタル面でのメリットは以下の通りです。
- リスクの可視化による安心
- 将来性の再確認による期待感の獲得
- 投資方針の動機付けによって自信がつく
短期間のボラティリティ(変動率)が高い仮想通貨でも、保有期間を長期にすることによってトータルで損する確率は下がります。
また、新型コロナウイルスの流行による中央銀行の金融緩和によって、2021年は市場全体に資本流入が見られたが、2022年はその冷え込みが予想されます。
例えば、このような情報を頭に入れておくことで、価格変動の大きい商品に対してのマインドセットが大きく変わってくるでしょう。情報は「己に勝つための唯一の武器」なのです。
値動きに一喜一憂するのは危険
仮想通貨は、株や債券、不動産などの投資商品と比べても圧倒的にボラティリティ(変動率)の高い投資商品であると言えます。
一方で、将来性が期待されている点も事実です。
まずは、仮想通貨投資に対する方針を決めてあなたの軸を決めましょう。
しかし、資産が一瞬で減ってしまうチャートを見たとき、人はみな不安に駆られます。
そこで、仮想通貨に関する情報収集を徹底して行うのです。
リスクの可視化・将来性の再確認・投資方針の動機付けをして短期的な値動きに心をやられるのは辞めましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。