仮想通貨は爆上がりする銘柄をうまく見つけることができれば一気に資産を増やすことができます。
ですがその反面、ごく普通に「暴落」も起きるのが仮想通貨投資です。
一夜にして資産の大半を失うことも珍しくありません。
この記事では仮想通貨投資において、
・「暴落は普通に起こりうる」という覚悟が必要ということ
・短期投資で負ける人の特徴
・長期投資で負ける人の特徴
・投資で勝つためには何より「損失を出さないこと」という心構えが必要
という話をします。
暴落は日常茶飯事なのが仮想通貨
わたしは現在、ビットコインを中心に仮想通貨を運用しています。
保有している仮想通貨の額は7桁です。
100万円以上の仮想通貨を保有していると「1日で20万円吹き飛んだ!」ということはザラです。
今はだいぶ慣れましたが、初めて1日で10万円以上の資産が目減りした時はかなりヘコみました。
すでに仮想通貨投資をしている人は、同じような経験をされている方も多いのではないでしょうか。
仮想通貨投資に暴落はつきものです。
その覚悟を持った上で、投資をする際は「暴落したから投資をやめる」のではなく「暴落することもごく普通にある」と理解した上でコツコツと投資を続けていきましょう。
短期投資で負ける人の特徴
では、暴落と向き合いながら仮想通貨投資を続けていくにあたって大切なことはなんでしょうか。
ここからは短期投資・長期投資のそれぞれにおいて、投資を続けていくために大切なことをお話しします。
まずは短期投資です。
ここでいう短期投資とは、1日〜1週間程度のスパンで売買を繰り返して小さな利益を積み重ねていくスタイルのことを指します。
このスタイルを取る場合、負ける理由はたった1つです。
それは「正しく損切りをしない(できない)こと」です。
わたしもかつて短期投資をしていた時はなかなか損切りができずに損を出しまくりました。
短期投資は仮想通貨を売った時点で「利益または損失」が確定します。
値上がり後に売れば利益、値下がり後に売れば損失が出ます。
そして、短期投資で負ける人というのは「損失を確定させることができない人」です。
人は誰しも損を確定させることが苦手です。
損失を確定させる売りのことを「損切り」といいます。
投資初心者のうちは「もう少し待てば値上がりするかも」と思って損切りをためらいます。
その結果、さらに値下がりを続けた後で「もうさすがにこれ以上の値下がりには耐えられない」と思って損失確定の売りを出します。
きちんと損切りをするラインを決めて、その通りに淡々と売買をすれば損失が拡がることは防げたはずです。
しかし、それができない人は本当に多い。
そしてそういった人こそが短期投資で負けることになります。
長期投資で負ける人の特徴
では長期投資で負ける人はどのような人でしょうか。
それは「少しの値下がりで不安になり、すぐに売却してしまう人」です。
仮想通貨は価格変動の幅は確かに大きいですが、これから成長していく可能性が高い投資先です。
そして仮想通貨を長期で保有しようと決めている人は、これから仮想通貨が長期的に伸びていくことを信じた上で投資をしているはずです。
信じたからには、そう簡単に売ってはいけません。
もちろん、予想を遥かに超える大暴落が起きてこのまま保有し続けたら危険だと判断したならば、売却した方がよいこともあるでしょう。
ですが数日〜1週間程度の短期の下落トレンドが生じたからといってすぐに売却しているようでは、数ヶ月〜数年に渡る大きな上昇のチャンスを掴むことができません。
長期投資をするならばちょっとやそっとの下落では動じることのない「ガチホ」(=ガチでホールド)する覚悟が必要です。
致命傷となる損失を出さないこと
短期も長期も、投資で勝つために必要なことは「致命傷となる損失を出さないこと」です。
短期投資の場合、損失を出すこと自体はごく普通に起こります。
ですが、「損失の幅を自分の想定の範囲に抑えること=損切りをきちんとすること」ができなければ、傷口が拡がって資金がなくなり、やがて投資そのものから撤退せざるをえません。
一方長期投資の場合、想定外の暴落で損失を出すことは避ける必要はあります。
しかし、少し価格が下がった程度で売却することを繰り返していては、大きな利益が取れません。
投資を続けられなくなる致命的な下落は回避しつつ、長い目で大きな利益が取れるトレンドに乗るためには、小さなキズは我慢することが必要になってきます。
わたしは今は長期投資のスタンスですので、数万円、数十万円のキズを日々負いながらも、大きく伸びるトレンドを逃さないようにガチホしています。
みなさんもまずはご自身の投資スタンスを決め、その上で損失を出さないように自分の行動を管理しながら仮想通貨投資と向き合っていきましょう。