仮想通貨はボラティリティ(価格変動)が大きく、いつ買えば良いか迷っている人も多いと思います。
買えば下がり、売れば上がる。そんな経験を繰り返したら、仮想通貨はもう辞めようと思ってしまいます。
しかし、仮想通貨は長期的に見れば今後も上昇すると思っているのであれば、短期売買でギャンブルすることを諦め、長期的に利益を獲得する積み立て投資を試してみてはいかがでしょうか。
そこで本記事では、仮想通貨を積み立て投資することのメリットについて紹介します。
積み立て投資のメリット「ドルコスト平均法」
投資で利益を得るためには、安いときに買って、高いときに売るというとても単純なことですが、仮想通貨の価値の上下を正確に予想することは不可能です。
そのため、いつ買って、いつ売るかを必死になって考えます。
しかし、仮想通貨の価値が今後も上昇すると考えていて、安定的な収益を得たいのであれば、予想することをやめ、積み立て投資をした方が良いと思っています。
積み立て投資は毎日、毎月、毎年決まったタイミングで同じ額を購入します。
そうすることで、感情や経験に左右されず、投資することができます。
しかも、同じ数ではなく、同じ額を購入することによって、安い価格で購入できるようになります。この方法をドルコスト平均法と言います。
ドルコスト平均法で安く買える理由
例えば、毎月1,000コインを買うと決めた場合、価格が1,000円、800円、1,200円と変動したら、3,000コイン買うのに3,000,000円かかります。
よって、1コイン当たり1000円で買えたことになります。
一方、毎月1,000,000円分を買うと決めた場合、 価格が1,000円、800円、1,200円と変動したら、1,000コイン、1,250コイン、833コイン買えますので、3,000,000円で合計3,083コイン買えます。
よって、1コイン当たり973円で買えたことになり、毎月同じ枚数買った場合より毎月同じ額買った方が安く買えます。
仮想通貨が積み立て投資に向いている理由
仮想通貨は株式投資など他の投資商品よりボラティリティが大きいのが特徴ですが、ボラティリティが大きいほど、ドルコスト平均法が効果を発揮します。
上記の例で 価格が1,000円、500円、1,500円と変動した場合、1,000コイン、2,000コイン、666コイン買えますので、3,000,000円で合計3,666コイン買えます。
よって、1コイン当たり818円で買えたことになります。
このようにボラティリティが高いほうが平均価格が安くなります。
まとめ
仮想通貨の価値が今後も上昇すると思っているが、いつ買ったらよいかわからないという人は、積み立て投資をおすすめします。
値下がりリスクを、安く買えるチャンスに変え、長期的な利益を獲得しましょう。